熱帯魚・水草・昆虫 飼育データあれこれ

マイナーな熱帯魚・水草の情報を提供しています。

ミクロラスボラハナビ              ~メダカみたいなものでは決してない~

体長: 最大3cm
餌: 人工飼料、、ブラインシュリンプ
飼育水: 広く適応 26℃程度で中性付近の淡水
価格: 300円~

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 初めて見た時は、小さな衝撃を受けました。 何と言うか、ただ綺麗とか珍しいとかじゃないんですよね。 手のひらの上で吠えるライオンを見たような、水中を飛ぶように泳ぐ鷲を見たような、“違和感” ということでしょうか。 もっと大きくて強いはずの生き物をミニチュア化した魚のように感じました。 よく言われるのは渓流魚のイワナに似ているということ。 分かります。 私も渓流釣りの経験がありますし。 そうすると、ミクロラスボラ エリスロミクロンは、さしずめヤマメかアマゴといったところでしょう。 この2種は大きさも近いし、混泳させて日本の渓流をモチーフにしたアクアリウムなんか作れたらお洒落ですよね。

 

 しかし残念。 エリスロミクロンは現在ダニオに分類され、ミクロラスボラ属ではありません。 そして弱アルカリ性の水質を好むという事実。 ハナビは中性~弱酸性ですから、水質もちょっと合わず。 この2種はあまり混泳相性がいいとは言えないんです。 まあこの手の熱帯魚はブリードが進むと だいたい弱酸性で飼えるようになるので今後は分かりませんけどね。 

 

 あと、それほどたくましい種ではないので、餌が少なかったり合わなかったりすると、痩せてお腹がへこんで可哀そうな感じになってきます。 小さい魚なので、最低でも1日2回は給餌が必要です。 会社員にはちょっとキツイ。 自動給餌器はこういう種のために必要なんですね。 オートフィーダー・・・自分としては、買っても使わない熱帯魚用品No1だったのですが。(笑)