熱帯魚・水草・昆虫 飼育データあれこれ

マイナーな熱帯魚・水草の情報を提供しています。

ロタラマクランドラ②              ~渋めの赤系水草~

全高: 最大30cm
餌: CO2…普通  塩類…普通  光量…強~ 
飼育水: 広く適応 20℃程度で中性付近の淡水
価格: 300円~

f:id:zablue:20181202191548j:plain

 このブログでは “熱帯魚メインの水槽に 天然水草を活用する” という観点から水草情報を扱っています。 意外と難しいんですよね、熱帯魚と水草を共存させるのって。

メリット:  美観UP

       塩類の吸収による 水槽水の浄化

       熱帯魚の食料・隠れ家・産卵床になる

 

デメリット: 枯れてゴミになる

       伸び過ぎて美観を損ねる

       レイアウトが一定せず 管理に手間を要する

 

 こんなところでしょうか。 ゆえに熱帯魚愛好家はベアタンク(底砂を敷かない水槽)派が圧倒的に多いんですよね。 水草を使いたければ、飼うのはエビ・小型魚系に ある程度限定されてしまいます。 そこでこのブログでは、フォーカスのグリーンレースという商品を使って水草をレイアウトすることで、上記デメリットを解決し メリットのみ享受しようという訳です。

 なのですが、今回は失敗情報の提供となります、とほほ。 ロタラマクランドラ・・・熱帯魚との共生は難しい部類の植物と判明いたしました。 理由として、
①家庭用水槽では最高クラスの照明光量を必要とする

②環境が合わないとすぐ落葉する

③茎のいたる所から根を出す

 

 理由①は まあ強いライトで長時間照らす対策もあるでしょうが、水槽内って底付近とか 必ず陰になる場所ができますし、熱帯魚との兼ね合いもありますからね。

 理由②は駄目です。 落ち葉は水槽内のゴミになって美観を損ねたり濾過装置に詰まったり、熱帯魚水槽の大敵と言えるでしょう。

 理由③も育ててみて知りました。 スラリと伸びた茎の真ん中あたりから いきなり「根っこ?」見た目が悪いので、要トリミングとなります。

 

 いずれもグリーンレースでは解決できない問題でしたので、赤系水草は他をあたります。 やっぱり色のバリエーションは欲しいので、何か代わりの赤を見つけたいと思います。