熱帯魚・水草・昆虫 飼育データあれこれ

マイナーな熱帯魚・水草の情報を提供しています。

アヌビアスナナ②                 ~この存在感 主役級~

全高: 最大15cm
餌: CO2…普通  塩類…普通  光量…弱~ 
飼育水: 広く適応 26℃程度で中性付近の淡水
価格: 800円~

f:id:zablue:20181124174131j:plain

 以前の記事で書きましたが、このアヌビアスナナを買ってきたとき、ナナの根はウールにガッチリと絡み付いていました。 ショップで購入する際に 元気な個体を選びたいというのは、熱帯魚も水草も同じなのですが、水草も結構個体差ありますよね。 葉の付き方から根の張り方から 元気がないのはもちろん駄目ですけど、ひとつとして同じものはないですからね。 SMAPの歌ではないですが。

 

 ナナは砂に植えて陳列するものではないですし 値段もややお高めなので、購入時に「コレ下さい」と個体を指定できました。 そのショップで一番元気な、葉のバランスの良いのを選んできましたよ。 しかし当然、そういう個体は根も元気なので、ウールの隅々まで根を張り巡らせているんですね。 持って帰って見た時に「これウール剥がすとき絶対 根を傷めるな」と思いました。 しかし実はこれ ほぼ問題ないのだそうです。 すいません。

 

 アヌビアスナナを活着させるときは、わざわざ根を切るのだそうです。 そこから生える新しい根が活着を早めるのだそうで。 この辺はウィローモスなんかと同じですね。 まあ、中学理科で習う “主根と側根” で言うところの主根は切らない方がいいでしょう。 細い枝状の根をちょこちょこカットします。 つまりウールを取り去る際、できるだけ根を傷つけないように注意しながらも、やむなく末端の細い根がブチブチ切れてしまったウチのナナは、奇しくも丁度良かった。 丁度良かったのです。(笑)

 グリーンレースによる固定も上手くいきました。 グリーンレースはウィローモスよりもナナやミクロソリウムの方が向いてるかも知れませんね。