熱帯魚・水草・昆虫 飼育データあれこれ

マイナーな熱帯魚・水草の情報を提供しています。

ヴィエジャアルゲンティア            ~アフリカン vs アメリカン~

体長: 最大 20cm

餌: 人工飼料

飼育水: 広く適応 26℃程度で中性付近の淡水

価格: 1,000円~

 

 一時期アメリカンシクリッドに興味を持ったことがありました。 シクリッドって不思議で、アフリカとアメリカでは さかな界を席巻するほど大繁栄しているのに、私達の暮らすアジアでは コイの仲間がそれに代わる立場となっているんですよねー。 それゆえ私達はシクリッドに違和感と驚きを覚え、またそれが魅力につながるのでしょうか。 馴染みのあるフナコイと比べ、派手な見た目と積極的な行動・・・うーんまさに似て非なるもの 氏九利ッ度

 

 ヴィエジャアルゲンティアは、アメリカンシクリッドの中で そこまでマイナー種ではありません。 ブリードも行われているのか、たまにショップへの大量入荷もあります。 アフリカンシクリッドが、見るからに “熱帯の海水魚が陸封された” って感じの鮮やかな外見をしているのに対し、アメリカンは各々独自の方向へ進んだ感じ。 しかし他種に比べて 色彩が美しいことは、間違いなくこの種の魅力であり、(レガニやマクリカウダなども)やはりそこはシクリッド。 面目躍如でしょうか。

 

 丈夫でよく食べるのは 良い所。 アフリカン程けんかはしない。 がする。 でも結構大きくなるので一匹飼いでも十分迫力あり。 難点は・・・長くきれいに飼うのが若干難しいかな。 色も褪せたり黒ずんだりする種が多いし、頭にニキビみたいな “できもの” ができやすいんです。 逆に言えば手のかけ甲斐がある魚と言えるでしょうか。