熱帯魚・水草・昆虫 飼育データあれこれ

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アミメウナギ                  ~最も手軽なニョロニョロ系~

体長: 最大30cm

餌: 冷凍赤虫

飼育水: 広く適応 26℃程度で中性付近の淡水

価格: 3,000円~

 

 魚然とした魚が好みのアクアリストは、「誰がこんなの飼うのかね~」って感じで この魚を見ているのでしょうか。 いるんです好きな人が。 かく言う私も好きです ニョロニョロ系。 本によっては “ポリプセネガルスに似た外見” などと書かれていたりしますが、私の中ではかなり違いますね。 何が違うって まず長さです、はい。 重要なんです長さ。 アミメウナギの方が、ポリプよりも全然長い。 そこから 動きや水槽映えが違ってくるのです。 しかも ニホンウナギウツボ類が 低層を這うように移動するのに対し、この魚は警戒心なく 中層を堂々と泳ぎまわります。 のんびり屋で混泳許容度も高いですし。

 

 あと、めちゃめちゃ丈夫です。 脱走しても、次の朝 埃まるけ の体を拾い上げて水槽にちゃぽんと放り込めば、何事もなかったような一日が始まります。(笑) いけませんね、脱走対策はしっかりしましょう。 

 

 ひとつ気になるのは、10年ほど前に飼っていた時は 同居魚用の人工飼料を奪ってバクバク食べていたのに、最近購入した個体は妙に神経質で、赤虫しか食べなかったことです。 食も細いですし・・・個体差の問題でしょうか。 ワイルドかブリードかもよく分かりませんが、流通が変わったのかな? まあでも このアミメウナギがニョロニョロ系で 最も手軽な魚だろうという評価は今も変わりません。 水槽に隙間なく蓋をして飼ってあげて下さい。 手間いらずで長生きしますよ。 こんな愛嬌のある 間抜け顔がずっと見られるなんて。(笑)