熱帯魚・水草・昆虫 飼育データあれこれ

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淡水バンブルビーゴビー             ~チビカワか? ブサカワか?~

体長: 最大2,5cm

餌: 冷凍赤虫、冷凍ブラインシュリンプ、クリルグラニュール、メダカ用人工飼料

飼育水: 広く適応 26℃程度で中性付近の淡水

価格: 100円~

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 汽水性のバンブルビーゴビーの方がメジャーだと思います。 あっちの方がちょっと大きいし、黄色と黒のコントラストが はっきりしていて綺麗です。 でも観賞魚って、淡水で飼えるかどうかがひとつの大きなハードルなんですよね。 私も何度か汽水魚を飼ったことがありますが、メンテナンス面で違うんですよねーやっぱり。 しかも“淡水○○”で売られてるのに、純淡水で飼育できない魚もいたり。 その点 この淡水バンブルビーゴビーは優秀です。 “純淡水で飼えるバンブルビーゴビー” 宣伝に偽りなし。 個人的にも好きな魚です。

 

 

 汽水性の方が綺麗だし、出来ればあっちがいいなーと思う人がいたら、淡水性愛好家の私から2つ申し上げたい。 まず飼って損はない可愛さがあります。 いきなり主観全開かよって感じですが。(笑) ホントに観賞価値の高い魚だと思うのです。 遠目で見れば、縞模様の おちびさんが ガラス面に張り付いたり、中層にホバリングしたり、水槽のあちこちで思い思いの時間を過ごしている。 泳ぎ方も つんつん といった小気味よい感じ。 たまに友達を つついたり つつかれたり。 チビカワのひとつの完成形とも言える可愛さを感じます。 またそれでいて、水槽のガラスに顔を近づけて 間近に見てみると、小さいながらもしっかりとハゼの外見と習性を持っていて、意外と野性的です。 顔なんて よく見ると なんて不細工なんでしょうか。(笑) このあたりは、犬のパグなんかにも通じるところがあると思いませんか?

 

 もう一つ。 これは私自身まだ成功していないのですが、水槽内で繁殖可能というネット情報があります。 もしこれが可能なら、仔を残す中で、模様の綺麗な仔や 黄色味の強い仔を 次世代の種親に選んで繁殖を繰り返せば、汽水性のゴビーみたいな綺麗な個体が生まれるかも知れませんよ。 飼育は かなり容易な部類なので、大きめの水槽に自然環境再現系のセッティングで 単種飼育すれば、案外簡単にいけるかも。 いっぱい増やしてネットで販売、プロブリーダーになって大儲け・・・ウヘヘ。