熱帯魚・水草・昆虫 飼育データあれこれ

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トゲアシガニ②                 ~海水魚水槽のパイロットフィッシュ?~

 体長: 最大5cm(甲羅幅)
餌: 人工飼料、苔類
飼育水: 広く適応 20℃程度の海水
価格: 500円~

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 水槽に入れてすぐにお亡くなりになってしまったトゲアシガニ。 原因が絞られてきました。 比重を疑っていたのですが(過去記事参照)、どうも違うようです。 というのは、再びショップに出向いて比重を聞き、もう一匹購入。 慎重に水合わせして導入したのですがまたダメだったのです。

 

 まずショップの水槽の比重は 1、022くらいとのことだったのですが、結構アバウトらしい雰囲気を感じ取りました。(名探偵?) 実際、購入した時のビニール袋に入った水の比重を測った結果、カニ、貝、ライブロックでバラバラの値。 やっぱり比重は水の蒸発で変動しやすいから ショップの水槽でも意外と幅があるんですね。 そして生き物たちにも ある程度耐性があると。

 

 という訳で比重説が消えて、水温26度で問題なし、エアレーションは多めだから溶存酸素もナシ、濾材にカキガラ入ってるんでPH酸性化もナシとなると、あと カニを24時間以内に絶命させるような水槽内の毒物は・・・? アンモニア亜硝酸)で決まりですね。 それくらいしかないはず。 たぶん全部新品の水槽セットで始めなかったのがいけなかったのでしょう。 淡水水槽として 使用したキットだったのが良くなかった。 淡水と海水ではバクテリアも異なるでしょうから、使い込んだ機材が 逆に仇となったのでしょう。 しばらくは水槽をカラ回しです。 でもライブロックは大丈夫なんでしょうかねぇ?