熱帯魚・水草・昆虫 飼育データあれこれ

マイナーな熱帯魚・水草の情報を提供しています。

ドラドフィッシュ                ~ケンカ強すぎて~

体長: 最大50cm
餌: 姉金、小赤、冷凍エビ、人工飼料他
飼育水: 広く適応 20℃程度で中性付近の淡水
価格: 5,000円~

 

この魚には、アロワナのタンクメイトを期待していました。 強く・たくましく・逃げ足速く・餌取り上手く・・・狂暴なアロワナとも 立派に暮らしていける、そんな丁度いい奴だと思っていました。 結果、思った通り。 いえ思った通り過ぎました。

 

 本当にケンカが強いですね。 しかもスピードがすごい。 このスピードが攻撃にも防御にも存分に発揮されるっていうんですから、怪力巨漢型の敵は あっさりやられてしまいます。 フラワーホーンがやられるの初めて見ました。 ダトニオも駄目。 ズタボロです。 しかも怖いのは、最初の2,3日は共生できるんですよね。 寄り添って泳いだりしているんです。 でもその間に相手を観察して自分より強いか弱いか判断してるみたいなんです。 相手が攻撃してきても簡単に逃げ切れるスピードの為せる業でしょうか。 結構賢い。 私も熱帯魚中級者として、賢い魚の特徴みたいなのも分かり始めてますが、こいつはそうでもない部類だと思ってました。 けど意外と賢い。 で、ある時 急に攻撃開始して相手はズタボロ。 水槽の隅でもうやめて状態です。 アロワナとの同居は断念しました。 攻撃力は いい勝負ですがスピードが段違いなので。 あと値段も。(笑) 強さにゾッとしたのはレッドテールキャットフィッシュ以来です。 日本じゃちょっとお目にかかれない魚ですね。 広大なアマゾンではこんな凶暴さも育まれるという訳です。

プランクトン                  ~意外と難しい妖精たち~

体長: 最大0,1cm
餌: 植物プランクトン有機
飼育水: 広く適応 20℃程度で中性付近の淡水
価格: 0円~

 

 プランクトンにスポットライトが当たる時代・・・来ませんかね。 私はもしかしたらって思ってるんですよ。 なんか使えそうな気がするんです、何となく。 具体的に利用法のイメージが湧いているとかではないのですが。

 

 一般にメジャーなプランクトンと言えば、卵で買ってくる稚魚餌用ブラインシュリンプ、子供向けのシーモンキー、あと昨今のメダカブームで活きミジンコは結構見かけるようになりましたでしょうか。

 

 私が これまで意図的に飼ったことのあるプランクトンは、ミジンコ・ゾウリムシ・アオミドロ辺りです。 田舎で慣れ親しんでいる人の中には、池や用水路で水を汲んできて、そこからプランクトンを増やすなんていう人もいるみたいなんですが、これは結構難しいと思いますよ。 この手のものは 条件が揃うと爆発的に増えるけど、なかなか思い通りにいかずジリジリ減っていく・・・そんな類のものだと思います。 ちなみに私は上手くいったことないです。 几帳面さが必要なんでしょうか、ガサツですいません。

 

 今は夏真っ盛りですが、この時期やりやすいのはグリーンウォーター。 これも広義のプランクトン飼育ですよね。 ミジンコとゾウリムシは見かけなくなってしまいました。 また失敗でしょうか。 しかしここで諦めて容器の水を捨てるのはまだ早い。 細々と生き残ってる場合も多いので、放っておくと条件が整って復活したりするんです。

カラーシュリンプ④               ~最近のはすごいな~

体長: 最大1.5cm
餌: 人工飼料
飼育水: 広く適応 20℃程度で中性付近の淡水
価格: 300円~

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 2019年の夏は平年並みとの長期予報でしたが、梅雨明け後 一気に暑くなってまいりました。 油断していたら、シュリンプ水槽の水温も30℃超え・・・しまった。 これをやっちゃいけないと、そろそろ暑さ対策しないとって、思っていた矢先だったんですが。 仕事にかまけてエビにかまってやれず。 ダメですね。

 

 隠れ家の多いレイアウトなので、シュリンプの総数はハッキリと分かりませんけど、ちょっと減った気がします。 水槽の掃除屋としてラムズホーンを同居させているので亡骸は見かけません。  でもやっぱりポツポツと落ちているかも。

 

 それでも全滅って訳ではなく、やっぱり強い個体は残るんですよね。 水槽は箱庭。 自然の摂理が凝縮された場所ですから。 自然界で起こっていることのミニチュア版がしっかり表現されます。 自然の摂理に背いて交配され作出された ひ弱なカラーシュリンプに たくましさを取り戻すことが、この小さな水槽内の適者生存で可能なのでしょうか。

 

 たぶん無理ですね。 数が少なすぎます。 とりあえず連続猛暑日が終わるまで、エアコンは付けっぱなしになりまーす。

カラーシュリンプ③               ~最近のはすごいな~

体長: 最大1.5cm
餌: 人工飼料
飼育水: 広く適応 20℃程度で中性付近の淡水
価格: 300円~

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 レッドビーシュリンプを筆頭に、近年人気を博すカラーシュリンプ達ですが、やっぱり生命力の弱さは否めません。 美しいカラーを作出するために近親交配を繰り返した結果、このようなことになってしまったんですよね。 前回、夏の暑さ対策について書きましたが、ミナミヌマエビだったら耐えられえる温度でポツポツと落ちていきます。 水質に関しても一緒。 毒物に対する耐性も弱いのです。

 

 また、この小ささに慣れてしまっていますが、もともとはミナミくらいのサイズが普通だったはずなんですよ。 近親交配で小さくなってしまったのです。 そういったことを考え出すと、ちょっと可哀そうになります。

 

 逆にどんどん いろんなエビと交配させてデッカくしたろか。 ってそんなことできるんですかね。(笑) 機会があったらやってみて報告いたします。

カラーシュリンプ②               ~最近のはすごいな~

体長: 最大1.5cm
餌: 人工飼料
飼育水: 広く適応 20℃程度で中性付近の淡水
価格: 300円~

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 シュリンプは暑さに弱い。 今年の暑さ対策は エアコン付けっぱなし法にしようかな。 ということですが、(前々回の続き) 私がこれまで使っていた方法は、屋外グリーンウォーター法です。 まあ なんてことない・・・部屋の水槽から屋外の水槽に引っ越ししてもらって、その水をグリーンウォーターにするというもの。 これだけです。

 効くんですねこれが。 ちゃんと酷暑を乗り切って、場合によっちゃ大繁殖して数が大幅に増えたりしています。 屋外も暑くなりますから、水温は室内水槽と同じか高いくらいでしょう。 なぜシュリンプは耐えられるのか。 ネット情報によると、シュリンプが高温でやられるのは、水温だけでなく 水中の酸素不足が原因だというのです。 グリーンウォーターの中の植物プランクトンは、真夏のカンカン照りで酸素大放出祭りですから、そのおかげでシュリンプが夏を乗り切れるというのです。 本当でしょうか。

 

 ウチのシュリンプも、水温28度を超えてくると だんだん動きが鈍くなってきて 餌食いが悪くなるので、対策としてエアレーションを強化したのですが・・・ん~あまり効いてないかな。 グリーンウォーターには、酸素放出以外にも何か秘密があるのでしょうか。 引き続き研究が必要です。